9:57 唐津神社から宮島角へ向かう
唐津神社を離れ、宮島角へと向かいます。
午後は大手口で撮影する予定なので、人混み具合をリサーチしておきます。
宮島角へ向かう途中で辰野金吾記念館に立ち寄ります。
一応その道を学んできた人間なので、辰野金吾は知っていましたが、唐津出身とは知りませんでした。
内部はどれも良い雰囲気です。
カーペットの部屋も透明シートが張られており、立ち入ることが出来るのはポイント高いですね。
辰野金吾記念館を出て、引き続き宮島角へ向かう途中で宿を発見。
唐津の曳山は全て曳山展示場に格納されていますので、各町に小屋は無いのでしょう。
臨時の宿が設けられています。
10:10 宮島角に到着
宮島角に到着しました。
宮島角は巡行ルートの中で最も鋭角の交差点で、いかに上手く曲がるか各町の腕の見せ所となります。
巡行ルートの中では町の中心部から一番離れたところにあるので多少は人が少ないかと思っていましたが、それなりに人がいました。
写真だけでは雰囲気が伝わりにくいかと思いますので、ここは動画で。
各町曲げ方が多種多様で面白いです。中町は走りながら曲がってくれました。
11:58 アルピノ前にて
14台が通過するまで約50分。
宮島角を見た後の予定は特に考えていなかったのですが、巡行が少し遅れていたので、アルピノ前まで先回りして再び14台が通過する様子を見ることにしました。
暫くすると1番曳山の刀町が勢いよく曲がってやってきました。
ここでは直線を走ってくる様子と曲がる様子の2パターンが撮影出来そうです。
右折して中町方面へ向かっていきます。
青獅子が首を振りながらこちらへとやってきます。
中町はイケイケですね、ここでも勢いよく走って曲げてくれるようです。
ガラガラガラと音を立てて曳山が曲がって行きます。
材木町!エンヤーエンヤーエンヤー!
材木町は少し落ち着いたペースで曲がっていきます。
続いて呉服町、ヨイサーヨイサーヨイサー!
綱をしっかり外に張りながら曲がり角に挑みます。
義経の兜なので、後ろには笹竜胆の幟も。
魚屋町が直線を走ってきました。
やはり存在感がありますね。
遠心力に振られてグワンっと鯛が身をよじるような動きをするのも趣を感じます。
大石町が見えてきました。
大石町は一度に90度曲げるのではなく、20度・70度位で段階を踏んで曲げるので特徴ありますね。
大変重量感があります。
飛龍が上下に泳ぎながら新町がやってきます。
尾を天高く上げ、そのまま曲がっていきました。
本町が見えてきました。
やはり目立ちます。獅子頭の大きさとしては全国一のものなんだとか。
次は木綿町です。
まるでやりまわしを見るような光景で、泉州人にとっては馴染みがあります。
龍の幟を先頭に、ピンク法被の平野町。
この町も雰囲気が良いですね。
次は米屋町です。
兜の曳山は色々ありますが、この兜は頬面が無いのですね。
京町がやってきました、京町にとっては地元の角ですね。
着実な足取りで曲がっていきました。
重厚な音色の鐘太鼓を響かせ、江川町がやってきました。
やはり船型の曳山は大型で迫力があります。
少し間が空いて水主町がやってきました。
再び全14台の通過を見ることが出来ました。
ここで一旦昼休憩の時間となりますので、ブラブラしつつ、午後からの巡行に備えることにしました。
その3へ続く。