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その①からの続きです。
のの字廻しが始まりました。
篠笛1名による緊張感のあるお囃子・・・「ひしぎ」が演奏されます。
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ワッショイ、ワッショイ!
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90度回転したところで端物(はもの)の演奏が始まりました。
曲目は花笠音頭。
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ワッショイ、ワッショイ!
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抵抗する駒・・・こっちではハンマと呼ぶそうです。
思いの外擦り切れておらず、スルメ(擦り切れたクズ)もだんじりほどは出ていませんでした。材質が何かと思い、調べるとケヤキの集成材とのこと。
そりゃあ固い訳ですね。
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花笠音頭が終わって、曲は道中囃子に切り替わりました。
のの字廻しの曲はこれ!と決まっている訳ではなく、1曲で終わりでもないので、次に何が演奏されるか楽しみなのも佐原の大祭の良いところです。
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6分かけて3周のの字廻しが終了しました。
じわりじわりと人形が舞を舞うように、そして絶対に止めないように上手に廻すのがポイントです。
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後続で、すぐに荒久が山村会館前に入ってきました。
荒久は左折するようです。
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せーのっ!
泉州のだんじりのようにベアリング等も入っていないと思われます。初動がかなり重そうです。
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梃子棒で駒の動きを調節しています。
だんじり同様、前梃子には熟練の技が求められるため、そう簡単にこのポジションにはなれないそうです。
一番格好いいのは間違いないですね。
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厳かに通過していきました。
ここまで見て、一旦山車会館へ立ち寄ることにしました。
14:01 水郷佐原 山車会館を見物
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会館に入ると重要無形民俗文化財とユネスコ無形文化遺産の証明書が飾られていました。
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市政50周年記念の時の様子。
夏祭り・秋祭りで普段は絶対に揃うことがない本宿と新宿の山車が勢ぞろいしたそうです。
ユネスコ無形文化遺産に登録された時も勢ぞろいしたようで、見たかったなぁ・・・と。
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1階展示場。
八日市場の鯉が展示されています。デカい!
昔は役目を終えると、疫病を吸い取ってもらったとのことで燃やしていたそう(驚)
重量はどれくらいあるんでしょうね?解説には書いてなかったです。
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こちらは江戸時代に作られた八坂神社の神輿。
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今は夏祭り期間中なので、秋祭りで出る新宿地区の山車が展示されています。
中川岸は8本柱構造になっているのが特徴。
また、昭和53年の日本商工会議所創立100周年記念行事として旧国立競技場で行われた全国郷土祭に千葉県代表として参加し、昭和天皇もご覧になられたとのことで、賜 天覧の札を掲げています。
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立派な彫刻群です。
館内は暗いのと、自由に近寄れないので細かくはよく見れませんでしたが、間違いなく秋にもう一度見たい一台となりました。
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2階へ上がります。
こんなプレートがありましたが、ついつい見てしまう関西地方の話。関西の祭りがずらっと書かれている中で岸和田地車祭の文字を見つけました。
岸和田だけじゃないんやけどなぁ・・・と思いつつも、やはり9月に祭りが始まると全国ニュースで報道されるので、全国的に知名度はやっぱり高いなぁ、と実感します。
ちなみに、こっちの方で「岸和田だんじり祭り知ってる?」と聞くと、高確率で「あ、あの町を壊したり、ぶつかったりする祭り?」と返ってきます(汗)
そう言われると「それが当たり前じゃなくて、失敗してるんですよ」と、毎回弁明するんですが・・・
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貴重なからくり装置の仕掛けも展示されています。
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西関戸の人形が展示されていました。題材はニニギノミコトです。
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山車会館を十分に堪能したので、外に出てきました。
これが八坂神社です。
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私が山車会館にいるうちに雨が降っていた模様、良いタイミングで入ったようです。
15:13 八坂神社付近で仁井宿の山車を発見
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まだ見れていなかった仁井宿の山車が、この時間帯は八坂神社付近に来ることを予定表で確認していたので、それを狙って山車会館を出ました。
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稲藁で出来た鷹、迫力があります。
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忠敬通りの方へと向かっていきます。
15:19 八坂神社付近で休憩中の寺宿の山車を発見
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各地区午後の小休憩に入っています。
こちらはさっき見逃していた寺宿の山車。
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立派な扁額です。
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昇龍・降龍に金太郎の簾。
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人形は山姥金時です。
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先ほど遭遇した仁井宿も忠敬通りで休憩です。
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司馬温公の甕割りですね。
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柱本体を隠すように彫刻を取り付ける方法もありますが、両脇に取り付けると、彫刻の数を増やすことが出来るメリットがありますね。
その③へ続きます。