たまには雑記でも・・・とのことで、先日碓氷峠に行きましたので、その話を記事にしたいと思います。
皆さん碓氷峠(うすいとうげ)はご存知でしょうか。
群馬県と長野県の県境にある峠なのですが、 関東と信州を結ぶ重要な交通路にありながら、標高は956mあり、高い標高に対して直線距離が非常に短いため、古来より難所として知られています。
飛鳥~奈良時代の東山道に始まり、江戸時代では中山道、明治では国道18号、昭和以降では碓氷峠を避けるように碓氷バイパス・上信越自動車道が整備され、難所を攻略していきました。
碓氷峠越えに際し自動車で下道を使用する場合、碓氷バイパスか国道18号の二択を迫られる訳ですが、所要時間があまり変わらない上、国道18号も十分に走りやすく、沿道のロケーションが非常に良いため、私は好き好んで国道18号を通るようにしています。
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朝、長野県の小諸を出発し、軽井沢から碓氷峠に入りました。
今の時期は紅葉が丁度良く、赤く染まった木々を潜り抜けるように走るのは大変に気持ちが良いです。
ただし、落ち葉も大量なので踏まないように要注意・・・
有名な某車系漫画でも登場する場所で、レーシングドライバー土屋圭市氏が若かりし頃通いつめていた峠でもあります。
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国道18号沿道には廃線となった信越本線の遺構が沢山残ります。
これが碓氷峠の魅力を倍増させている要因の一つで、峠の難所を攻略するべく進歩してきた日本の歴史そのものです。
写真は有名な碓氷第三橋梁。
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碓氷第三橋梁の上から信越本線を見る。
レンガの橋はアプト式時代の旧線、奥に見えるのは粘着式で走るようになった新線ですが、新線も新幹線の開通により廃止となりました。
徐々に色づき始めている山の木々、今も奥に電車が走っていたらなぁ・・・と思う素晴らしい風景です。
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松井田町横川まで下りてきました。ここには碓氷の関所があります。
過去に解体され、場所こそ多少移動しましたが、江戸時代当時の本物が残っている貴重なものです。
今回訪れた場所はここまで。横軽の鉄道についての話はまた後日としましょう。
今回は訪れませんでしたが、中山道・木曽路には素晴らしい風景が沢山あります。
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奈良井宿や・・・
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妻籠宿が有名でしょうか。
もちろん他にも沢山良い宿場町や風景があります。
最近欠かさず見ているYoutubeチャンネルです。有名なので、ご存知の方も多いかと思いますが・・・
最初はよく喋る人だなぁ…程度に知っていましたが、電動自転車で東海道・中山道を旅する動画をアップされるようになってから私もよく見るようになりました。
1本が少々長いですが、毎週アップですので、1週間のうちに適当な時間で流し見をするのに最適で、毎週楽しみに見ています。
私と趣味が合いそうな方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
今回はここまで。