関西だんじり好きが行く!佐原の大祭秋祭り②

13:41 下分区の山車が出発

その2です。

先程まで休憩していた下分区が動き出しました。

古そうな木造家屋と山車。
佐原らしい光景です。

13:45 横宿通りにて

下分区より先回りして横宿通りに向かうと、下新町区が前から向かってきました。

あれ!?逆走してきた!?みたいな会話が下分区の方から聞こえてきましたが・・・

すぐ近くの交差点で右折するようでした。

13:47 ステージ広場前にて

ステージ広場へ行くと、先ほどのの字廻しを見た下新町区の山車がいました。

舞台では踊りが披露されています。
ここで座っていたら定期的にどこかの山車がやってきて踊りが見れるのかな?

13:51 仲川岸通りにて下川岸区の山車を発見

今日はこの後夕方から年番引継ぎの通し砂切が行われます。

会場に一番乗りしていたのは年番を引継がれる下川岸区の山車でした。
提灯をつけて、夜の準備中です。

鹿島線と一緒に。

下川岸区の山車を見物します。これがまた私の好みの山車でした!
まず、額の彫刻が凄い!

彫刻には大江山の鬼退治伝説が、大きな土蜘蛛の彫刻です。

他にも神話の題材など、数多く取り入れられていました。
平側・妻側共に方立の彫刻が大きいため、とても見応えがあります。

飾り物は建速素戔嗚尊、大人形ではなく等身大の人形を飾っているのは古い山車の特徴の一つです。

今年は山車新造中で参加していない新上川岸区や潮来の四丁目も等身大の人形ですね。

14:15 仲川岸通りに山車が集結

年番引継ぎ行事のために、山車が少しずつ仲川岸通りに集まってきました。

大きい山車なので、迫力があります。

上中宿区もやってきました。

ステージ広場前を通過します。

ウロウロしてちばぎん前まで来ると、北横宿区が仲川岸通りへ右折していました。

折角なので、御旅所も訪れます。

ここまで見て、お昼に見たきりの南横宿区を探しに行くことにしました。

14:55 南横宿区の山車を発見

年番引継ぎ会場からまだ遠い佐原駅方面に居たので、見にきました。
時間までに間に合うかな?

コンパス前を右折して、年番引継ぎ会場を目指します。

15:01 ちばぎん前・仲川岸通りにて

再び仲川岸通りへ、今度は新橋本区に出会いました。

のの字廻しポイントではありますが、こんなタイミングではのの字廻しはやりません。

先程まで遠くにいた南横宿区の山車が仲川岸通りへ現れました。
間に合いましたね!

至近距離での左折です。
篠笛一丁の『ひしぎ』のお囃子と、ワッショイワッショイの声と共に山車が向きを変えます。

だんじりのように規制線を張ったり、顧問の方が「下がってやー」と、観客を誘導したりしないので、見ようと思えばかなり至近距離まで近づけてしまうのが、佐原の大祭の良いところのようで、少し恐ろしいところ。

写真コンテストのためか、時々カメラを持って異常なほど近づく人がいますが、よく山車が向かう方へ近づいて行けるなぁと思います。

到着すると南横宿がすぐに夜の飾り付けへと変更しています。

この時は昼も夜もなかなか見えにくい大天井の彫刻を見るチャンスだったりします。
ただし、邪魔にならないようにする心がけは大事です。

下新町も金糸の天幕を取り外していました。

このように普段はなかなか見れない障子を嵌め込んだ状態の山車も見ることが出来ます。

町によっては解説書きの札を立てて、見物客に優しいサービスをしてくれています。

16:54 年番引継ぎ行事 通し砂切

全台揃い、いよいよ通し砂切が行われます。

先頭にいる年番を引継ぐ仲川岸区から順番に『砂切』と呼ばれる曲目を演奏していきます。
ベースは同じですが、下座連により演奏方法が全く異なるのが見どころです。

通し砂切の様子を動画に収めましたので、是非聞き比べてみてください。

年番引継ぎを終えた仲川岸区が列の最後尾へと向かっていきます。

ここでちょっとトラブル、提灯が全部消えてしまいました。

方向転換して、下分区の後ろへとつきます。

18:07 整列した山車を撮影

通し砂切は終わりましたが、解散まで各町それぞれでお囃子が演奏されています。
砂切を演奏する間は役員さんがこのように周りで提灯を掲げます。

とても神聖な雰囲気です。

何故そのような作法があるのか、聞いた話では、昔は今のように電球の提灯で山車の車内が明るくなかったので、砂切の演奏が失敗しないように下座連を照らしてあげていたことの名残だとか。

まだまだ夜の曳き回しは行われますが、いっぱい見れたので、ここまでにして帰ることにしました。

帰りはシャトルバスで。
全然混んでおらず、スムーズに河川敷駐車場へと戻ってくることが出来ました。

祭りはまだまだ明日も続きますが、今年は夏祭り・秋祭り共に楽しむことが出来ました。
早速来年の夏祭りが恋しいですね。また見に行きたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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