大東市南大東連合会 朋来地車

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※こちらの記事はYahoo!ブログからの移籍記事です。
画像サイズが小さめですが、ご了承願います。

大東市 朋来(ほうらい)地車

◆地域詳細
宮入:なし
小屋所在地:府営住宅敷地内

◆地車詳細
形式:住吉型
製造年:2007年(平成19年)
大工:自治会有志
彫刻:山中治・一部先代灰塚地車の部品を使用

◆歴代朋来地車
・先々代(初代)
平成10年、自治会のイベント部会長(現・保存会々長)の提案で、地車祭が始まる。
廃れていた花車の基礎だけを活用し、手作りの唐破風屋根に交換した。獅子噛は木板に入れ墨彫師が描いたもの。
しかし、もっと立派なものを作ろうと、1度目の祭礼終了後に解体。
・先代(2代目)
平成11年新調、初代地車解体から僅か1年で完成。
全ての基礎を作り直して大型化、飾り・彫物を増やした。
お囃子の練習も盛んになり、2度目の祭礼終了後もこの地車で祭礼が継続される。
平成20年、現地車新調に伴い東大阪市英田地区島之内地車友好会へ。
島之内へ嫁いでからも朋来の熱意を受け継ぎ、手作り地車として進化を遂げている。
・現地車(3代目)
平成19年新調。
原木を購入し、会長がなめしを行ったものを製材所でカット、組み立ては自治会の有志で行った。
2代目同様、彫刻は会長と仲間の手作りで、電動工具を一切使っていない。幟の刺繍もメンバーによる手作り。
破風・懸魚・車板・獅子噛の一部に先代灰塚地車の部品を組み込んでいる。

姿見

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左が前方、右が斜め前より

手作り地車ですが、車体は一般的な住吉型地車と変わらず大きく作られています。
驚きです。

破風

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破風は同じ南大東連合会の灰塚地車(先代)のものを引き継いでおり、この地車の立派な姿見に一役買っています。
獅子噛と懸魚も同じく先代灰塚のものを活用しています。

鬼板

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上から
大屋根前方:『獅子噛』
大屋根後方:『獅子噛』
小屋根:『獅子噛』

前方は先代灰塚地車の作品ですが、後方・小屋根は手作りです。
立派な作品です。

懸魚

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大屋根前方
懸魚:『鳳凰』
桁隠し:『龍』

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大屋根後方
桁隠し:『龍』

前方とはまた違った部材の取り方をしています。

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小屋根
懸魚:『朱雀』
桁隠し:『青龍』

車板・枡合・虹梁

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大屋根正面
車板:『宝珠を掴む青龍』
枡合:『宝珠を掴む青龍』
虹梁:『秀吉本陣佐久間の乱入』

正面枡合部に取り付けられているのは先代灰塚地車のもの。

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車内:『鷲』

元々の正面枡合がこちらに移設されていると思われます。

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小屋根
車板:『宝珠を掴む青龍』
枡合:『?』

写り具合題材がよく分からず、すみません。

平側枡合・虹梁

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右面です。上から
大屋根枡合:『?』
大屋根虹梁:『猿に鷲』
小屋根枡合:『唐獅子』

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左面です。上から
大屋根枡合:『?』
大屋根虹梁:『猿に鷲』
小屋根枡合:『竹に虎』

木鼻

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上が右面、下が左面
木鼻:『阿吽の唐獅子』

脇障子

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右面:『牛若丸 鞍馬山修行の場』
左面:『安宅の関 弁慶義経徴打』

脇障子の題材は源平合戦から。
どちらも地車でよく彫刻される場面ですね。

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大東のだんじり展にて
脇障子として製作されました…と書いてあったのですが、これから取り付けられるのでしょうか?
こちらもかなり精密に作られていたのでビックリしました。

三枚板

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正面:『川中島の合戦』

信玄と謙信が相打つ有名な場面ですね。

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右面:『楠木正成の出陣』

鎧まで細かく彫刻されており、菊水紋もしっかり刻まれています。

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左面:『巴御前』

擦出鼻

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摺出鼻:『牡丹に唐獅子』

旗を使用しますので、擦出鼻が取り付けられています。

勾欄合・縁葛

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前方
勾欄合:『唐獅子』
縁葛:『武者』

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後方
勾欄合:『唐獅子』
縁葛:『武者』 福島正則か?

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右面
勾欄合:『唐獅子』
縁葛:『薄田隼人徳川本陣討入り?』

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左面
勾欄合:『唐獅子』
縁葛:『木村長門守の勇戦』

土呂幕

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前方:『鯉の滝登り』

立派な鯉の彫刻で、周囲の風景も美しく彫刻されています。

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後方:『琴高仙人』

相野一門の作品を模したのでしょうか。こちらも良い雰囲気です。

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右面:『天女・鯉』

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左面:『琴を弾く天女・鯉』

台木

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台木:彫刻なし

シンプルな角台木になっています。

要所

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左上:車内 お囃子は親・子・鉦それぞれ1つずつ。
右上:旗台 旗台は縁葛の下にありました。
左下:正面土呂幕上 奥にスピーカーのようなものも見えました、祭礼時に使うようです。
右下:右面土呂幕上 床板もしっかりと組まれています。

金具

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金具は唐草模様になっています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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